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SOICHIRO profile
  • ダンスチーム”FULL HOUSE JAPAN”で活動中。
  • ダンスレクチャービデオ”ダンス ビッビット”に出演
リアルタイムのダンスシーンを知りたかった
AKIKO 中学3年生の頃、すでに『DADA』(※1)に出てたらしいけど、出演のキッカケって何だったの?
SOICHIRO
「TVで毎週オンエアされてる最先端の踊りやステップって実は何ヶ月前のなんだろうなぁって思ってさ。毎週毎週ステップが新しくなってくから、これはもう自分の目で見てみないと分からないなぁっと思って。どんぐらい進んでるのかなって。ちょうど収録も日曜日で学校が休みの日だったから東京の友達のお姉ちゃんとこに泊めてもらって。朝イチに始発で、しかも、ひとりで行ったんだよ。」
AKIKO
で、実際に自分の目で見たダンスシーンはどうだった?
SOICHIRO
「うん、やっぱりTVの放送よりもかなり違う新しい踊りをやってた。当時はホント1週間ぐらいの間隔でニューヨークから新しい踊りが次から次へと入ってきてたんだよ。で、その収録の時に始めて肩を入れたランニングマンを見てさ。」
AKIKO
そん時は衝撃的だったでしょ?
SOICHIRO
「衝撃的だったねぇ。帰りの電車もひとりで興奮しっぱなしでさ。もう次の日さっそく学校でやってたもん。」  
AKIKO
でも『DADA』に出演しようと思ったって事はその時点ではすでにダンスは始めてたのよね? 一番初めに踊ってみようと思った瞬間って覚えてる?  
SOICHIRO
「うん。ボビーブラウンのビデオクリップを観た時。それからはそのビデオをスロー再生で何回も観て、こんな感じかなぁって友達何人かと練習しまくったよ。」
AKIKO
それから踊りにハマっていったんだ?
SOICHIRO
「そうだね、中学3年の一年間はもうずーっとダンスだったね。ホント。高校も行かないって言ったもん、担任の先生に。ダンスやるからって。」
AKIKO
えっ、高校行かなかったの?
SOICHIRO
「とりあえず行ったけどね(笑)。でも、その中学の先生、今でも時たま会うんだけど、スゲー理解のある先生でさ。学習発表会みたいなのあるじゃん、ちっこい文化祭みたいなやつ。そこで俺達のダンスを発表する場を与えてくれたのね。でも、他の先生はみんな反対してたの。『そんなダンスみたいなチャラチャラしたことを』なんてさ。でも、そこを推してまでやらせてくれたんだよ。」
AKIKO
イイ先生だねぇ。  
SOICHIRO
「だから今でも感謝してるよ、その先生には。俺の素晴らしい才能を潰さないでくれてありがとうって(笑)。」
AKIKO
ハハハハ。で、それから本格的にダンスに励むようになったんだ?
SOICHIRO
「うん。ちょうどそれが終わったぐらいかな? 隣の中学にダンスやってるヤツらがいるっていうのを友達から聞いて。で、知り合いを通じて連絡取って一緒に練習するようになったんだけど、そこで初めてHIRO(※2)と出会ったんだよ。」
AKIKO
へー。中学校からの知り合いなんだ。
SOICHIRO
「とりあえず俺がHIROにランニングマンを教えてあげたのね。ま、実際にはランニングマンしか教えてないんだけど(笑)で、そっからずっと熱海から東京のイベントとかに出るようになったんだけど、17〜19ぐらいまで一度ダンスを離れてたんだよね、なんかこう仕事したりみんなと遊んでるほうが楽しくてね。ところがさ、久々にクラブへ遊びに行ったらハウスがかなり進化してて。そこで『ROOTS』(※3)が踊ってるのを観てさ、ヤベェなぁって。もうやろう、やりたいって思ったんだよ。それまではずっとヒップホップだったんだけど」
AKIKO
それからハウスを踊るようになったんだ。  
SOICHIRO 「でも当時はまだハウスのレッスンとかなかったから、毎週Rホール、ネイティブ(※4)に行っていろんなネタを仕入れて自分ちで練習してた。見よう見まねで。」  
AKIKO えっ、毎週静岡から通ってたの?
SOICHIRO 「うん。で、そうやって覚えていったんだけど、(ハウスの)レッスンをやってるトコを見つけてさ、実際に教えてもらったら全然違った、みたいな(笑)。」
AKIKO ハハハハ! まぁ、今はハウスを教えてくれるスタジオもいっぱいあるけど。  
SOICHIRO 「ホント、スゲー恵まれてると思うよ。最初から間違えないで教えてもらえるんだから。俺はそうとう回り道してきたからさ。」
AKIKO それはそれで、私はそれすごく良い道だと思うよ。
SOICHIRO 「なんか自分で処理をするっつーか、自分で判断するって力は付いたと思うよ。自分の価値観の中で判断していくしかなかったもん。これは入る、これは入らないとか」
AKIKO じゃあ今、総クンのダンスに必要だって思えるモノって何?
SOICHIRO 「う〜ん、なんだろうなぁ。基礎かな? やっぱり。ダンス全般の」
AKIKO ジャンルにこだらわらず?
SOICHIRO 「ジャズまではやろうと思わないけど(笑)、ストリートダンスの中の基礎、ホント大事だなぁって感じるよね。」
AKIKO もし、ジャズも出来るようになれば仕事はさらに増えていくかもよ?
SOICHIRO 「そうだね。でも、今はハウスでいっぱいっていうか。俺も偏った人間だからまだそこまで出来ないっつーか。う〜ん、なんていうのかな。井の頭線で例えたらまだ神泉ぐらいって感じ」
AKIKO ハハハハハ。渋谷からまだ1駅目じゃん(笑)。
SOICHIRO 「ヘへへ。でも、俺なんてまだこんなもんかなぁって思ってるよ。」
※1 『DADA』…'89年に始まった「CLUB DADA」(テレビ朝日)。コンテスト、お立ち台コーナーなどのイベントを組み込んだパーティー形式のダンス番組
※2 HIRO…ZEALのIRでもあるDANCEFUSIONのメンバー 新橋(火)DIVA18:00〜
※3 『ROOTS』…90年代前半に日本のトップハウスダンサーチームとして一斉風靡した
※4 ネイティブ…TRFのSAMとハウスダンサーの第一人者として有名なKOJIがオーガナイズしたダンスミュージックのイベント
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