東京TOP横浜TOP新宿TOP
SHUN profile
  • [公演]
    K-BROADWAY「DANCE IN THE NEW ERA」
    上海・マカオ・東京公演 
    [LIVE]
    '98 涼風 真世コンサート 
    知念 里奈「CLUB ZIPANG」バックダンサー
    [イベント]
    '01「ワールドワイド」 出演
親の期待を裏切った分、
何が何でも頑張んなきゃって気持ちは今でもあるよ
AKIKO

プロダンサーになる前って何してたの?

 

SHUN
「俺は元々板前してたんだよ。高校卒業してから。」
AKIKO
えっ、そうなんだ?
SHUN
「そう。ふぐ料理屋で。」
AKIKO
なんでまた板前さんに? なんかイメージ湧かないねぇ。
SHUN
「ハハハハ、でしょ? 実家が和食屋なんだけど、親父はふぐの免許は取らずにヤメちゃってさ。で、母親に『あんた長男なんだからちゃんと免許を取って店を継ぎなさい』って言われて。それから東京出て来て修行してたんだけど、全ッ然合わないの、仕事が。もう大嫌いだったもん(笑)。毎朝早く起きて、なんで築地で魚買わなきゃいけないんだって。でも、これも親の為だと思って頑張ってた、その頃は。」  
AKIKO
親孝行な息子じゃん!  
SHUN
「自分で言うのもなんだけど、かなり親孝行するタイプだったな。ダンス始めるまではね(笑)。でも、それまではホント親に反抗した事ってなかったんだよね。」
AKIKO
うそー、一度も?
SHUN
「ナイ×4! もうね、親の言う通りに生きるのが子供ですって感じだったもん。」
AKIKO
へ〜、じゃあどんな少年期を過ごしてきたの?
+
SHUN
「ええっと、暗い子でしたね(笑)。」
AKIKO
アハハ、でも意外と多いんだよね、ダンサーでそういう人。
SHUN
「俺はね、自虐的なタイプだった。考え方もすごいネガティブで。」
AKIKO
今と全く逆じゃない!
+
SHUN
「そう。今はホント何か嫌なことがあっても『ま、いっか』で片付けちゃうから(笑)。でもその頃は『俺はみんなに嫌われてる』って思ってたし、自分から友達を誘うことも出来なかった。」
AKIKO
(ビックリした顔で)ホントォ!?
SHUN
「うん、で、家に帰ったら良い子にしてなきゃいけないし、ちゃんと勉強もしてた。夜の7時からテレビ観させてもらえなかった。で、7時から12時ぐらいまでずっと勉強してさ。趣味も何もなかった。部屋でテレビ観たりゲームするのが楽しみぐらい。ホントつまんない子だったと思うよ〜」
AKIKO
じゃあ子供の頃、将来の夢とかって?
+
SHUN
「高校生の頃、なぜか《劇団四季》に入りたいって思った。でも、それを親に話したら泣かれちゃってさ。『なんであんたはそうなの』って。なんだか良くわかんねーって感じだったけど、要は親は家を継いでくれるって期待してたみたい。」
AKIKO
そういうプレッシャーみたいなモノは前々から感じてたんだ?
SHUN
「うん、ちっちゃい頃から感じてた。だから余計に自分は押さえなきゃいけない、俺は将来家を継がなきゃいけない、だから自分を出しても仕方ないって子供なりにそう思ってた。実際、劇団四季に行きたいって言ったら母親にすげー泣かれちゃったから、自分スゲー悪い事しちゃった気がしてさ。それで言う通りに修行へ行こうと思ったんだよね。」
AKIKO
そんな真面目な青春時代を送ってきたSyunクンがどういうキッカケでダンスの道に進もうと? 両親の反対も強かったでしょう。
+
SHUN
「前々から憧れみたいなものはあったんだけど、修行当時、ちょうどTRFとか安室ちゃんとかが大人気の頃だったんだよね。で、仕事中はテレビ観れないから家でビデオ録画して、帰ってからそれを見ながら真似して踊ってた。鏡に写るそんな自分を見て『もしかして俺、イケてるかも』って思って本格的に踊ってみたいと思ったんだ。そん時は、体重が80キロ(笑)もあって。ハッハッハ。もう笑っちゃうよねぇ。」
AKIKO
ええっ? そんなにあったの?
SHUN
「あったあった! もうフゥフゥ言いながら踊ってたと思うよ(笑)。」
AKIKO
ってことはダンス始めてから痩せたってこと?
+
SHUN
「うん、踊り始めてから一気に痩せた。で、そういうの真似してる間に本格的にダンスを始めたくてしょうがなくなっちゃって。嫌いな仕事を毎日朝から晩までしてるワケじゃん? そうするとやりたいって気持ちがどんどん頭の中で膨らむんだよ。だからもう無理ッ!って感じで母親に電話して『もう仕事辞める』って、初めて親に反抗したんだ。まあ、案の定スゲーケンカになってさ。でも、俺もどうしても諦めたくなかったから『もし25までに芽が出なかったら諦めるから』って最後にはなんとか説得したよ。ま、ホントは諦めるつもりなんて全然なかったけど(笑)。」
AKIKO
でも、結果的には今こうやってダンスで食べていけるようになったじゃない!
+
SHUN
「最初は大変だったよ。板前の給料安かったから貯金もほどんどなかったし、ダンスを仕事にするっていっても実績なんてないから仕事なんてくるわけない。でも、もうやるしかなかったね。ホント、俺の中では親に反抗するっていうのは大きい事だったから。他の家庭ではそんなのフツーかもしんないけど、今まで親の言う事を忠実に聞いて生きてきた人にとってはたった一回の反抗でもすっごい大きい事なわけよ。だから責任感っていうんじゃないけど、親の期待を裏切った分、何が何でも頑張んなきゃっていう気持ちは今でもあるよ。」
(c) copyright 2009 "ZEAL STUDIOS" allright reserved,